「冠婚葬祭」でのコーディネート
「冠婚葬祭」でのジュエリーの装い
洋服やアクセサリー、小物を選ぶとき、みなさんはどのようにされていますか?多くの方は、どんな人と合うかや、その日の過ごし方、目的などを考えて選んでいると思います。誰でも日頃から、その日の過ごし方や出かける目的、つまりTPOを考えて洋服や小物。アクセサリーを選んでいます。「時」、「場所」、「場合」(TPO:time,place,occasion)を留意することによって、「その場にふさわしくない」というようなマナー違反を防ぐことができます。
ジュエリーは人の目を引き装いの中でもワンポイントとなり、好イメージに演出してくれます。一度、TPOを間違えると、「マイナス」に作用し他人に不快感を与えます。今回は、皆様のご質問が多い「冠婚葬祭」についてご紹介致します。
「お葬式」でのジュエリーの装い 「お葬式」では、真珠が最も安心です。ただし、下記の注意点に気をつけて下さい。 ①色はホワイトやブラックなど地味な色目に。また、留め金もできればシルバー色で目立たないものにしましょう。 ②ネックレスはシンプルで一連のものを。多連のネックレスは、「悲しみが度重なる」という意味にも通じますので避けましょう。 ③イヤリングは1珠でシンプルなものがふさわしく、揺れるタイプなどは派手になりますので控えましょう。 ④結婚指輪は外す必要はありませんが、婚約指輪などのダイヤモンドリングは控えましょう。
「結婚式」でのジュエリーの装い 一方、冠婚葬祭の喜びの席の「結婚式」ではもう少し自由に考えて頂いても構いません。最近は披露宴の形式も多様化し、両家の主要な関係者が出席するフォーマルな会から、友人同士のカジュアルな集いまでさまざまなスタイルがあります。あるいは、披露宴だけでなく式に列席する場合もあり、TPOの設定に迷うこともあります。列席者として美しく装うことは必要ですが、華美となり主役より目立ちすぎてしまわぬよう注意しましょう。